小倉織再生40周年記念 特別企画 「小倉 縞縞の織物づくしバスツアー」
小倉織は現在の北九州市で江戸時代から大正時代にかけて盛んに織られていた綿織物でしたが、昭和の初めころには姿を消し、失われてしまっていました。そんな小倉織の美しさに魅了された染織家の築城則子さんは、1984年に小倉織を復元・再生して作品を発表しま す。その後、築城さんの美しい手織りの作品はもちろんのこと、機械織りによる新たな小倉織ブランド「小倉 縞縞」も誕生。小倉織に携わる事業者も増え、小倉織協同組合も設立されるなど、一度は失われた「小倉織」が地域の文化として、根付いてきています。 今年は、小倉織の復元・再生から40周年を迎えます。このメモリアルイヤーを記念して、 特別なバスツアーが開催されることとなりました。小倉織の復元・再生を果たした染織家・築城則子さんのお話会(手織り作品や染色の糸もご覧いただけます)、小倉 縞縞の織物が作られる工場見学、小倉織を使った願い袋作りワークショップなど、小倉織の魅力を堪能していただける内容をギュッと詰め込んだバスツアーを、40周年の感謝を込めた特別ご愛顧価格にて実施いたします。ホテルでのランチビュッフェと、小倉城庭園でのお抹茶体験も楽しんでいただける豪華な 1 日、ぜひご参加お待ちしています。
- ● 小倉織復元40周年限定!1日限りの特別なバスツアー
- ● 染織家・築城則子さんから直接お話を聞ける貴重な機会!
- ● 小倉織物製造を率いる築城弥央さんの特別ガイド
- ● ホテルでの豪華ビュッフェランチと、小倉城でのお抹茶体験付き
- ● 旅のお土産にもぴったりな小倉織の願い袋づくり体験も!
- ● 40周年の豪華特典ーーさらに小倉 縞縞の小風呂敷をプレゼント!
復元された「小倉織」とは?
小倉織は、江戸時代初めから大正時代にかけて現在の北九州市周辺で盛んに織られていた綿織物です。たて縞模様で知られる小倉織は、たて糸の密度が高く丈夫なのが特長で、江戸時代から袴や帯などとして使われました。その丈夫さから「武士の袴は小倉に限る」と言われ、日本全国で広く愛用されていましたが、洋装化などの時代の変化に伴って昭和の初めごろにはほとんど姿を消し、忘れ去られてしまっていました。
そんな小倉織の美しいたて縞の表現に魅了され、試行錯誤を重ねて復元・再生させたのが、染織家・築城則子さんです。もともとたて糸の密度が非常に高い小倉織ですが、より細い糸を使用し、さらに高密度な、よこ糸を感じさせないほどの繊細なグラデーションの表現の作品に進化させ、数々の賞も受賞されています。その後、機械織りによる広幅の小倉織の開発にも尽力され、2007年には妹でもある渡部英子さんが「小倉
縞縞」ブランドを立ち上げました。現在では国内だけでなく、海外でもインテリアファブリックとして高く評価されるまでに成長しています。
小倉 縞縞・織物製造の工場見学
小倉織ブランド「小倉 縞縞 KOKURA SHIMA SHIMA」の生地が織られる現場は、なんと小倉の市街地にあるビルの中。小倉織物製造株式会社として、2018年に創業し、製造を開始した織物工場なのです。今回のツアーでは、ガラス張りのラボのような織物工場を解説付きでご見学いただけるので、小倉織への理解が深まることは間違いなし!1台1台名前がつけられた、整経機や織機が必見です。午後には、小倉
縞縞の本店・ギャラリーにも立ち寄りますので、お買い物もしていただけます。
染織家・築城則子さんとのお話会
今回のツアーでは、小倉織再生40周年の特別企画ということで、染織家・築城則子さんに、手織り作品や染色の糸なども見せていただきながら、製作についてなど、お話を伺います。築城さんは、自ら草木染めで染色した木綿の糸を使い、緻密で繊細な美しいたて糸のグラデーションの手織り作品を発表されており、日本伝統工芸展などでの受賞も多数、作品は国内外の美術館にも収蔵されています。また、小倉 縞縞ブランドの広幅生地のデザイン監修も手がけています。築城さんとお会いしてお話を伺うことで、きっと小倉織をより深く理解していただけるはずです。
小倉織の生地を使った折りと結びの願い袋づくり体験
結びの講師の関根みゆき先生に教えていただきながら、小倉 縞縞の生地を使って、折りと結びの願い袋づくりを体験していただきます。「折る」「結ぶ」「包む」などの動作は、日本文化では作業以上の文化的な意味を持っています。そうしたお話も伺いながら、日本の織物文化についても改めて考えていただけるワークショップになっています。完成した願い袋は旅の思い出にもぴったりです。
関根みゆき先生プロフィール
山口県下関市出身 東京世田谷在住。
1996年「花結び」という本に出合い結びを始める。海外の「日本伝統芸術祭」に飾り結びで参加。結びは世界共通の文化であると感じ日本の結び文化に興味を持つ。
2004年より京都の西村望代子氏に師事。古い文献の再現と創作を始める。
2008年、グラフィックデザイナー山口信博氏主宰の折形デザイン研究所にて折形の基礎・応用・包みのことわりコースを修了。2011年より折形デザイン研究所にて結びの講座担当。
2013年川越氷川神社「まもり結び」結びのデザイン・監修・指導。
2014 年 NHK ワールド JAPAN・DESIGN TALKS「MUSUBU」ゲスト出演、
2017 年松屋銀座・第 740 回デザインギャラリー1953 企画「祈りをむすぶ」
正月の飾りと五節供の結び」展開催。現在結びの研究・提案・制作・講座を主に活動。
ホテルランチビュッフェと小倉城お抹茶体験
今回のツアーでは、アートホテル小倉ニュータガワ(All Dining Shizuku)でのホテルビュッフェランチ付となっています。130年前から残る700坪もの美しい日本庭園を眺めながら、お楽しみください。プログラムの最後には、小倉を代表する名所「小倉城庭園」でのお抹茶体験(立礼式)もしていただけます。この非日常的な体験は、地元の方も遠方からお越しの方も、お楽しみいただけるはずです。
小倉 縞縞の小風呂敷をプレゼント!
40周年記念として、ご参加の方全員に小風呂敷をプレゼントいたします。小倉 縞縞の小風呂敷は、ハンカチやお弁当包み、ランチョンマットとしてお使いいただくのにちょうどいいサイズです。畳み方次第で袱紗や貴重品入れ、ブックカバーやポーチなどとしても使える優れものです。
Photo: ©小倉 縞縞
ツアーコード | JFKT01 |
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開催日 | 2024年11月24日(日) |
旅行日数 | 日帰り |
旅行代金 | 15,000円(税込) |
スケジュール | 各自、JR小倉駅へ。着後、ガイドと合流します。その後、専用バスにて、各地をめぐります。
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募集人数 | 20名(先着順) |
最少催行人員 | 15名 |
最少受付人数 | 1名 |
集合場所 | JR小倉駅 |
ガイド | 同行あり |
添乗員 | 同行あり |
食事回数 | 朝食0回、昼食1回、夕食0回 |
服装 | 歩きやすく履きなれた靴でおいでください。 |
運送機関の種類または名称 | 貸切バスを利用いたします(第一観光バスまたは同等クラス) |
予約受付締切 | 出発日の7日前まで(満席または催行中止の場合はご了承ください) |
ご注意 |
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旅行代金に含まれるもの |
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旅行代金に含まれないもの |
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取消料 | お客様は、次に定める取消料を当社にお支払いいただくことにより、旅行契約を解除することができます。なお、旅行契約の取消日とは、お客さまが当社の営業日、営業時間内に取消をする旨をお申し出いただいた時を基準とし、それ以外の申出については、翌営業日に申し出がなされたものとみなします。 |
旅行企画:実施
- 株式会社UNAラボラトリーズ
- Tel. 092-982-7956Mail. tour@unalabs.jp
- 予約・お問い合わせ担当:桜井
- 平日 10:00~17:00(土・日・祝日は休み)
- 〒810-0022 福岡県福岡市中央区薬院3-12-22-302
- 福岡県知事登録 2-951号
- 国内旅行業務取扱管理者 田村あや、八幡憲子、渡邊令
- ※電話でのお問い合わせは営業時間内に限ります。尚、営業時間外に電子メールでいただいたお申し出は、翌営業日にお申し出いただいたものとして取り扱います。
ツアー情報
- 開催日
- 2024年11月24日(日)
最終申込締切: 11月17日(日)
- 旅行日数
- 日帰り
- 対象年齢
- 小学生以上 ※未就学児は参加費不要
- 料金
- 15,000円(税込)
- 備考
- ※予約カレンダーに残席がない場合も、ご参加の調整が可能な場合もございます。別途お問い合わせください。