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旅行

【福岡/筑後市】布デザインから完成まで、はんてんがどうやってできるのかを学び、限定柄のマイはんてんをつくる!

宮田織物工場見学と
はんてんの綿入れ・手とじ体験

はんてんの綿入れ(布と布の間に綿をはさみこむ)
職人さんと一緒に自分のはんてんに綿入れする
はんてん用の布を織る工場も見学
宮田織物では布のデザインも自社で行う
長袖男女兼用サイズのはんてんを作ります(色柄は3〜4種類の限定柄からお選びいただきます)

宮田織物は、九州・筑後地方の「久留米織(筑後織)」の織元・はんてんメーカーです。宮田織物の綿入れはんてんは、その高いクオリティと現代の生活に即したデザインで、全国のファンから支持されています。プログラムでは、実際に宮田織物の工場を訪れ、布のデザインの仕方、布を織る様子、綿入れ、縫製まで、はんてんが生まれるまでの工程のほぼ全てを見学します。また、職人と一緒にはんてんの綿入れをし、布を手で縫い合わせる手とじ体験をします。つくった綿入はんてんは、職人が仕上げをして、2〜3ヶ月後にご自宅にお届けします。はんてんの色柄は、通常販売されていない、体験オリジナルの数種類からお選びいただけます。
こんな方におすすめのプログラムです
・宮田織物のはんてんを愛用されている方で、どんな方がどんなふうに作っているかを知りたい!という方
・いつか宮田織物のはんてんを買いたいと思っていて、どうせなら自分で作ってみたい!という方

  • 宮田織物の工場ではんてんのできるまでのほぼ全ての工程を見学
  • 職人と一緒にはんてんの綿入れ、手とじを体験
  • 長袖男女兼用サイズのはんてん1着を作ります(色柄は数種類の限定柄からお選びいただけます)
  • ご自身で綿入れ、手とじをしたはんてんは職人が仕上げをして後日お送りします
  • 体験終了後は宮田織物の直営ショップでお買い物も可能
宮田織物株式会社久留米織(筑後織)織元、はんてんメーカー
1913年創業。1958年に久留米絣の製造から洋裁用の広幅織機へ大きく転換し、1965年からは代名詞となる綿入はんてんの製造を開始。「見えないところに手を抜かない」の信念を大切にし、一本の糸選びから、生地のデザイン、織り、縫製など、試験生産から本生産までを一貫して行っています。
訪問先について

筑後市のはんてんメーカー 宮田織物

1913年創業の宮田織物。1965年からは代名詞となる綿入はんてんを製造してきました。繊維産業が海外に移行し厳しい状況の中、綿100%の生地を主軸において袢天だけでなく洋服まで一貫生産を行い販路を広げています。「見えないところに手を抜かない」の信念を大切にし、一本の糸選びから、生地のデザイン、織り、縫製など、試験生産から本生産まで一貫して行っています。木綿の織物久留米絣の織元としてのルーツを汲みながら、時代とともに柔軟に変化し、機械による効率化と手仕事が融合した新たな布作りに取り組み続け、筑後地域の織物産地の中で重要な一角を担っています。

入れた綿が動かないよう縫いとめる職人技

布に傷がないか一枚一枚チェックする

なぜ九州・筑後ではんてんが作られているの?

綿入れはんてんとは、「わた」を入れて仕立てた羽織のこと。実は筑後市で全国の90パーセント以上のはんてんが作られています。防寒着として着られるはんてん。どうして日本の北部ではなく九州でそんなに作られているのでしょうか?諸説ありますが、家に防寒機能がない九州では、逆に防寒着で寒さを凌ぐようになったという説や、農閑期の副業としてはんてん作りが盛んになったという説、筑後が昔から綿の産地だったため発展したという説などがあげられています。宮田織物では昔ながらのはんてんはもちろん、細身のシルエットのものや半袖のものなど、現代の生活に合わせた新作はんてんを毎年発表しています。

様々な種類がある宮田織物のはんてん

ショップに並ぶ宮田織物のはんてん

プログラムの内容

綿入はんてんが生まれるまでの工程のほぼ全てを見学

宮田織物では、はんてんのデザイン、織り、裁断、綿入れ、縫製など、はんてんが生まれるまでのほぼ全ての行程を見学することができます。それぞれの行程で、職人がどんな工夫をしているか、どんなこだわりを持ってものづくりをしているかを学びます

パンチカードと機の動きを解説

手前の白いパンチカードで布の柄を表現する

職人と一緒に綿入れ、手とじ

はんてん作りのクライマックス、「綿入れ」と「手とじ」。「綿入れ」は、職人が二人一組になって布と布の間にシート状の綿をはさみ込みます。全体の綿の厚みを揃えたり、背中など暖かくしたい部分は綿を2重にするなど職人技が光ります。「手とじ」は、綿を挟んだはんてんを手縫いで縫閉じていきます。ただ縫うだけでなく、出来上がりの美しさや着心地の良さを追求し、さまざまな工夫をしていることがわかるでしょう。※手とじは時間内にできるところまでを体験し、残りは職人が仕上げて後日発送します。

職人さんと一緒に綿入れ

長袖男女兼用サイズのはんてんを作ります(色柄は数種類の限定柄からお選びいただけます)

\ツアー参加者の声/

  • ・熟練の技術ももちろんですが、社長さんをはじめとする社員さんの温かさに感激しました。こんなに素敵な方々がなさっていると思ったらもっと好きになりました。
  • ・生産する過程を知ること、工場のスタッフとお話できることで商品への親しみが増しました。

Photo: Koichiro Fujimoto, うなぎの寝床

コード

GFCK06

開催日

年に2〜3回程度。開催日が決まりましたらこちらでお知らせします。

所要時間

2時間

スケジュール

13:20

集合・受付(宮田織物)


13:30

イントロダクション、綿入れ体験、手とじの前に行う準備のデモンストレーション見学、工場見学、手とじ体験


15:30

体験終了。ご希望の方は宮田織物直営のショップでお買い物も可能です。

対応言語

日本語

催行人数

最少催行人数2名 / 最大催行人数 4名
※5名以上の団体で参加をご希望の場合は別途ご相談ください。

集合場所

宮田織物株式会社

福岡県筑後市羽犬塚375

※公共交通機関でお越しの場合
博多駅から羽犬塚(はいぬづか)駅へ。羽犬塚駅-宮田織物は約1.3kmです(徒歩15分程度、タクシーで5分程度)。

※お車でお越しの場合
博多から約1時間。無料駐車場あり。

予約受付締切
体験7日前まで
支払い方法

申込フォームより事前カード決済

服装・持ち物
  • 工場見学を行うため、ヒールではなくフラットな靴でお越しください。
  • 体験に必要な道具は全てご準備しています。
ご注意
  • ご自身で会場に行っていただく現地発着のプログラムです。会場への交通費はご負担ください。
  • はんてんの色柄は体験オリジナルのものになります。
  • 完成したはんてんは、宮田織物に取りに来ていただくか、着払いでお送りいたします。
  • 手とじ体験は、体験時間内にできるところまでをご自身で行っていただき、残りは職人が仕上げて完成させます。
  • 小学生以下の方は、保護者等の同伴の上、ご参加可能です。
  • ご参加の際は、国内旅行保険に加入されることをおすすめします。
  • 新型コロナウィルス感染状況等により円滑な実施が困難となった場合は催行を中止します。中止となった場合、旅行代金は全額ご返金いたします。
キャンセルポリシー

3日前〜前日の解除:料金の50%
当日の解除:料金の100%
無連絡の不参加・旅行開始後の解除:料金の100%

企画:実施

  • 株式会社UNAラボラトリーズ
  • 〒810-0022 福岡県福岡市中央区薬院3-12-22-302
  • TEL. 092-982-7956MAIL. tour@unalabs.jp
  • 営業日・営業時間:
    月曜日~金曜日10:00~17:00 土曜、日曜、祝日 休業
  • ※当社の営業時間外に電子メールでいただいたお申し出は、翌営業日にお申し出いただいたものとして取り扱います。

体験情報

開催日
年に2〜3回程度。9/22(金)、10/13(金)、11/10(金)
所要時間
2時間
対象年齢
小学生以上
料金
22,000円(税込)
備考
<体験に含まれるもの>
見学代、宮田織物のはんてん1着(色柄は体験オリジナルのもの)