佐賀の山里を漉き込む
名尾手すき和紙職人体験(2時間)
佐賀県名尾地区に300年続く名尾和紙。この地に一軒のみ残る工房「名尾手すき和紙」を訪れ、和紙職人の仕事を体験。梶(かじ)の木の畑が広がるのどかな山里を歩いたあと、工房を見学。名尾地区の歴史と、梶の木から和紙ができるまでの行程を学びます。その後、実際に職人が使う道具で、山里の草花を和紙に漉き込みます。
- ● 名尾手すき和紙の職人の元で和紙職人の仕事を体験
- ● 山里を歩きながら名尾地区や和紙の歴史について学びます
- ● 他の紙漉き産地では見学が難しい工房内を詳しい説明とともに見学
- ● 職人が使うものと同じ道具で大きなサイズの和紙を漉きます
- ● 和紙のデザインは草花を漉き込んだもの、透かしを入れたものから選べます
- ● 体験のあとは併設の直営店にて名尾和紙の購入も可能です
名尾和紙とは
名尾和紙は、名尾村の庄屋だった納富由助が筑後溝口村(福岡県筑後市)で、九州製紙業の始祖である日源上人から技術を習得し、導入したのがきっかけで広まりました。名尾地域は紙すきに欠かせない清流と、原料となる梶の木が多く自生し産地として恵まれた環境でした。繊維が長い梶を使う名尾和紙は薄くても強いのが特長で、主に障子紙や襖紙、提灯紙として使われています。また、繊維が長い梶を使うために色々な素材を漉き込んで自由な表現ができるのが特徴です。
唯一の和紙工房「名尾手すき和紙」
佐賀県佐賀市大和町名尾地区には、明治後期には和紙の工房が100軒以上ありましたが、現在は工房「名尾手すき和紙」が最後の1軒となっています。工房では、和紙の原料のひとつである梶の木の栽培から一枚の紙ができるまでの全ての工程を一貫して行っています。名尾和紙は、その薄く丈夫な性質から、日光東照宮や唐津くんちの山車などの文化財修復、博多山笠の提灯や祐徳稲荷神社の神具に使われるなど、日本の伝統文化を支えています。
名尾の山里を歩き、その歴史にふれる
名尾手すき和紙では、ほぼ全ての原料を周囲の山里から集めています。また、この地域には和紙作りに欠かせない豊富な湧き水が流れています。まずは、工房裏手の梶の木畑へ。道中、和紙に鋤き込むために、道端に生えている草花を集めます。実際に和紙の原料となる梶にふれたあと、工房に戻り、梶の木が和紙になるまでの一連の行程を学びます。
職人と同じ道具で和紙を漉く
実際に職人が使っている舟で、細かくした梶の繊維とトロロアオイを棒で混ぜるところから体験が始まります。職人と同じ道具を使い、970✕670mmの大きな枠で和紙を漉きます。一般的な和紙漉き体験で使う体験用の道具ではなく、普段職人が使っている大きな道具を使って漉くのが特徴です。竹のバネを使って、縦横に枠を動かします。先ほどとってきた草花を和紙の上に並べ、完成した和紙を刷毛で乾燥させます。完成した和紙は、その場で持ち帰ることができます。
コード | GSSG01 |
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開催日 | ・月〜金 13:00〜 |
所要時間 | 2時間 |
スケジュール |
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対応言語 | 日本語 |
催行人数 | 最小催行人数4人/最大催行人数6人 |
集合場所 |
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予約受付締切 | 体験7日前まで(例:10月10日の体験の場合は10月3日まで)
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支払い方法 | 申し込みフォームより事前カード決済 (VISA、Master、Amex) |
服装 | 汚れても構わない服装・靴でお越しください。 |
ご注意 |
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キャンセルポリシー | 3日前〜前日の解除:料金の50% |
企画:実施
- 株式会社UNAラボラトリーズ
- 〒810-0022 福岡県福岡市中央区薬院3-12-22-302
- TEL. 092-982-7956MAIL. tour@unalabs.jp
- 営業日・営業時間:
月曜日~金曜日10:00~17:00 土曜、日曜、祝日 休業 - ※当社の営業時間外に電子メールでいただいたお申し出は、翌営業日にお申し出いただいたものとして取り扱います。
ツアー情報
- 開催日
- ・月〜金 13:00〜 2024年12/5(木)募集中
- 所要時間
- 2時間
- 対象年齢
- どなたでも
- 料金
- 35,000円(税込)
- 備考
- ※料金は1名様あたり
※材料費込
※12歳未満で見学のみの方は無料
※リクエスト型:お問い合わせフォームよりご希望日をお送りください。空き状況を確認し、お返事します。