アートの町で楽しく学ぶ
丸田良友さんの柑橘講座 不知火の袋かけ
熊本県南部の津奈木町。水俣病からの地域再生を目指し、農薬や肥料に極力頼らない環境配慮型の農業を進めています。 そんな津奈木町で、環境配慮型農業を実践している柑橘農家の丸田さんを訪ね、作業の一部を一緒に体験したり、剪定や土づくりを見学し、袋掛けを体験します。 ご自身で袋掛けした不知火は、翌年1月末〜2月初旬ごろ、丸田さんがベストなタイミングで収穫をします(ご都合が合えば収穫にも参加可能)。 収穫した不知火は、丸田さんがベストな甘さになるよう追熟し、翌年3月〜4月ごろにご自宅に届きます。 1つの不知火が美味しく食べられるようになるまで、どれだけの時間と手間ひまがかかるかを、体感いただけるプログラムです。 昼食には、町の野菜をふんだんに使った昼食もお楽しみください。
- ● 農薬や肥料に極力頼らない柑橘作りの現場を訪れる
- ● 袋掛け用の袋にご自身で好きな絵を描く
- ● 町や近郊で採れた野菜を使った昼食も満喫
- ● ご都合が合えば、ご自身で袋掛けした不知火の収穫にも参加できます(1月〜2月予定。参加費無料)
- ● 丸田さんがベストな甘さになるまで追熟した不知火がご自宅に届きます(3月〜4月予定)
- ● お子さんの食育や、お孫さんからおじいちゃん、おばあちゃんへのプレゼントにも最適
アートと柑橘の町・津奈木町
熊本県南部、人口約4500人の津奈木町。穏やかな不知火海と、斜面にたわわに実る柑橘畑が美しい町です。町では、水俣病からの地域再生を目的とした「アートによる町づくり」や、農薬や肥料に極力頼らない自然栽培での農業を目指した「つなぎFARM」という活動が続けられています。
「つなぎFARM」プロジェクト
水俣病で苦しんだ歴史をもつ津奈木町。水を汚染する可能性のある農薬や肥料をできるだけ使わない農業を目指した「つなぎFARM」というプロジェクトが行われています。画期的な剪定方法などで知られる道法正徳さんや、独自の土づくりや草刈り方法を広める矢野智徳さんなど、専門家を招いた勉強会を定期的に行ってきました。
地元の農家さんと交流
お世話になる柑橘農家の丸田さんは、早期退職後、地元の津奈木町にUターンし、母親のみかん畑を継ぎました。町の環境配慮型農業実践塾で苗木の育て方や剪定の仕方、収穫後の管理などを学び、自身の果樹園で実践しています。不知火や璃の香などの柑橘類を中心に栽培し、「まる農園」というご自身のブランドで販売もされています。
袋掛け用の袋に絵を描く
不知火は、収穫してすぐ食べられるのではなく、貯蔵庫に入れて数ヶ月寝かせ(追熟)、酸味を減らしてから販売します。通常は12月〜1月ごろに収穫し、4月〜5月まで貯蔵してから出荷されます。貯蔵中のカビや腐敗を防ぐため、通常は腐れどめの薬品が使われることが多い中、丸田さんは薬品をできるだけ使わないために、収穫時期を出来るだけ遅らせ、貯蔵庫に置く時間を短くする=木の上で柑橘を熟させています。また、樹上でのダメージをできるだけ避けるために、ひとつひとつの不知火に袋掛けをします。プログラムでは、この袋に好きな絵を描き、袋掛けします。
柑橘について楽しく学ぶ
オーガニックな柑橘や、その育て方に興味がある方、親や知人から柑橘の木を引き継いだものの育て方や活かし方がわからない方にも、ぜひご参加いただきたいプログラムです。一方的に学ぶだけでなく、安全安心な農業の続け方や柑橘の活かし方について、お互いに意見交換できるような場になればと思います。
昼食で味わう町の野菜やお米
柑橘以外にも、環境に配慮した方法で野菜やお米が作られている津奈木町。昼食には、地元で無農薬の米作りや自然体験を営む「SEN&CO」の濱口りささんによる、町や近郊で採れたオーガニックな野菜やお米を使ったランチプレートをお召し上がりいただきます。
\ツアー参加者の声/
- ・自分が袋掛けした果実が食べられるのは素晴らしいアイデアだなと思いました。
- ・柑橘類でも木によって香りや育ち方が違うことも学べて、農家でなくても有意義な時間になると思いました。
コード | GKTN05 |
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開催日 | |
所要時間 | 4時間 |
スケジュール |
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対応言語 | 日本語 |
催行人数 | 最少催行人数5名 / 最大催行人数 10名程度 |
集合場所 | |
予約受付締切 | 体験5日前まで(例:10月10日の体験の場合は10月6日までにお申込みください)
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支払い方法 | 申込フォームより事前カード決済 |
服装 |
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持ち物 |
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柑橘講座についてのご注意 |
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その他のご注意 |
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キャンセルポリシー | ご予約をキャンセルされる場合は、速やかにご連絡ください。 |
近隣のおすすめスポット | プログラムの前後に、ぜひお立ち寄りください。 現代アーティスト西野達の野外作品。森の中の木に33 体の仏像が直接彫られています。 達仏のある森の隣、銀杏林につくられた野外作品。現代美術家の柳幸典が津奈木町に隣接する水俣市ゆかりの文筆家である石牟礼道子の文学に着想を得て制作しました。 10時〜17時。熊本県水俣・葦北地域における芸術文化活動の拠点として2001年4月に開館した町立の美術館です。毎週水曜定休。 9時〜21時。つなぎ美術館から徒歩3分。ロビーに大平由香理さんの作品《つなぐ》が常設展示されています。月曜定休。 9時〜18時。環境に配慮した農法と安全で美味しいを基準にセレクトした町の特産品を販売する物産館です。 津奈木町の見どころについてまとめたエリアガイドもご覧ください。 |
企画・実地
- 津奈木町政策企画課
- 〒869-5604 熊本県葦北郡津奈木町小津奈木2123
- TEL.0966-78-3111
受託販売・お問合せ
- 株式会社UNAラボラトリーズ
- 〒810-0022 福岡県福岡市中央区薬院3-12-22-302
- TEL. 092-982-7956MAIL. tour@unalabs.jp
- 営業日・営業時間:
月曜日~金曜日10:00~17:00 土曜、日曜、祝日 休業 - ※当社の営業時間外に電子メールでいただいたお申し出は、翌営業日にお申し出いただいたものとして取り扱います。
体験情報
- 開催日
- 2023年12月2日(土)
- 所要時間
- 約5時間
- 対象年齢
- どなたでも ※小学生以下は要保護者同伴
- 料金
- 6,000円(税込)
- 備考
- ■参加費
大人1名 6000円(税込)(不知火約3kg(約8個)+昼食代+参加料)
■追加料金
大人1名 4000円(税込)(昼食代+参加料)
子供1名 3000円(税込)(昼食代+参加料)
2023年12月2日(土)11:00〜16:00