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【開催レポート】九州南部地方創生視察ツアー(前編)黒川温泉-津奈木町-しょうぶ学園
2023年6月26日〜7月3日、九州各地のローカルリーダーの取り組みを学ぶ視察ツアーの第二弾「九州南部地方創生視察ツアー」を開催しました!
台湾大学の陳東升先生を中心とした20名のグループがお見えになり、熊本と鹿児島で視察・交流を行いました。
(前編)では、黒川温泉-津奈木町-しょうぶ学園の様子をご紹介します。
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まず、黒川温泉観光旅館協同組合の事務局長、北山 元さんを訪ねました。
黒川温泉では、ポストコロナを見据えた資源循環型経済モデルを目指して「黒川温泉一帯 地域コンポストプロジェクト」、「次の百年を作るあか牛”つぐも”プロジェクト」などに取り組み、地域資源を最大限に活用した社会的インフラづくりを推進しておられます。
北山さんの案内で町を見学した後、温泉宿に分宿。翌朝は、北山さんに黒川温泉の活動事例をお話しいただきました。
その後、熊本県津奈木町へ。学芸員の楠本智郎さん、津奈木町役場の濱田真大さんを訪ねました。
津奈木町は水俣病からの地域再生と魅力ある文化的空間の創造を目的に1984年に「緑と彫刻のある町づくりを始めた町です。まずは、住民参画型アートプロジェクト「柳幸典つなぎプロジェクト」で完成した作品「入魂の宿」を見学しました。
その後、つなぎ美術館で楠本智郎さんから津奈木町の活動事例をお話しいただきました。
鹿児島で宿泊後、翌朝はしょうぶ学園へ。施設内を見学したあと、統括施設長の福森 伸さんに施設の活動についてお聞きしました。
しょうぶ学園は1973年から障害者の社会復帰を目指して教育、訓練を中心的に支援してきました。
1995年頃からは、絵画、造形、刺繍、音楽などを通し、利用者の皆さんの独自の芸術、表現活動を推進しています。
(中編)に続きます。