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「現場に行かないと分からない深みと面白さを体感してもらうために」
会って、話して、触れて、体験する。急速にデジタル化する現代では、ついつい飛ばしてしまいがちなプロセスですが、五感を通して得られる情報や感動のインパクトは、本来とても大切なものだと考えています。
特にクラフトの職人やアーティスト、地域文化の担い手の皆さんは、物やサイト情報では伝えきれないほどの深みと面白さを持った方々ばかり。お会いして、現場を見せてもらい、時間をともにしてはじめて、理解できることが多々あります。
UNAラボラトリーズで企画販売しているツアーや体験などのプログラムでは、そういう「行かないと分からない」面白味をなるべくたくさん詰め込み、しっかり堪能できるような内容になるよう、意識しています。
たとえばクラフトの工房だと、何日もかけて物を作っているので、通常はふらっと遊びに行っても、工程の一部分しか見ることができません。それを数時間のプログラムの中で、なるべくたくさん見て体験してもらえるよう、さまざまな工夫を凝らして構成をします。
しかし、これは作り手の方の大きな協力がなければ成り立ちません。通常のものづくりのルーティーンから外れ、お客様を迎える準備をし、しっかり時間をかけてご説明や交流をしていただいているためです。片手間での受け入れではないからこそ、特別な体験や時間を過ごしていただけるのだと思っています。
そのため、もしかしたらいわゆる通常の工房体験などと比べたら、割高に感じられることもあるかもしれませんが、参加いただく方も価格以上の価値を感じていただける内容になっていると自負しています。
何より、ツーリズムの売り上げをしっかりと受け入れ先の方に還元をすることで、地域文化を継承・発展させていきたいと思っています。UNAラボのツーリズムに参加することは地域文化というバトンを共に未来へと繋ぐ一員になることだと思っていただけたら嬉しいです。
ご参加いただいたお客さまからのご意見や反応が新たなアイディアにつながったり、訪れた方と迎える側の新たな出会いをきっかけに地域文化が発展していくことを目指していきたいと思っています。
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